雨の日はひと休み〜ジュマの人々が教えてくれたこと
こんにちは。ジュマ・ネットの稲川です。
きょうは朝から雨が降っています。
そんな天気を見ていたら、チッタゴン丘陵地帯でのある景色が思い浮かんできました。
6年前に初めてチッタゴン丘陵地帯を訪れた時のこと。あるお宅で昼食をいただいていました。
ご飯を食べていると、大ぶりの雨が降ってきました。
その後予定も入っていたのですが、まあ仕方ないねと、しばらく雨宿りをすることに。
食事をした部屋には壁の仕切りがあるものの、ガラスもなくそのまま外が見えます。
外をぼんやりと眺めてみれば、雨の音はザーッとどこか心地の良い響きに変わってきます。
屋根を伝って一定のリズムで落ちるしずくは、水たまりの中に消えていきます。
特に何をするわけでもなく待っている時間は、いつからか忘れていた子どもの頃に持っていた感覚と似ていました。
心地よいひとときでした。
冷たい冬の雨が降るきょうは、少しだけそんな時間を持ってみるのもいいな、と思いました。
(写真は2017年、稲川が初めて訪れたチッタゴン丘陵地帯での一コマ)