
抗議運動に対して外出禁止令、犠牲者も
チッタゴン丘陵地帯の北部に位置するカグラチャリ県で、先週発生したレイプ事件に対する抗議運動が活発化しました。学生や若者を中心に行進が行われ、スローガンが叫ばれました。
それに対し昨日、当局は無差別な発砲を行い、報道では少なくとも3名の死亡が確認されました。武装した入植者が家屋や商店を略奪・放火したと証言されています。結果として数百世帯が避難を余儀なくされ、現地では外出禁止令が発令されました。
非常に緊張感が高まっており、予断を許さない状況です。
国際社会からも声明があがりつつあり、インドのチャクマ学生連盟はインド政府に対して調査団の派遣や国連および国際人権機関による人道的介入の要請などを要請しています。
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