4.1 Start!紛争地被害家族支援モデルで新たなプロジェクトを始めます!
現在、チッタゴン丘陵地帯の内紛が深刻化しています。和平協定を境に内部分裂が始まり、現在はさらに分派して双方を攻撃し合う事態になってしまっています。
ジュマ・ネットはそうした抗争の中で被害に遭ってしまった人々への支援を実施するとともに、内紛の解決に一歩でも前進できるアプローチを模索してきました。
そして今回、「紛争地被害家族支援モデル」と称した新たなアプローチでの活動を始めます。
特徴は大きく2つです。
一つ目は、被害家族の単位にフォーカスをあて、各メンバーが自立できる状態を作り出すことです。教育支援や収入向上支援を家族の状況に合わせて組み合わせて実施します。
二つ目は、内紛のアドボカシー活動を組み合わせることです。被害家族からは被害の実態を聞き取りするとともに、現地の関係者や住民からも情報収集を行い、内紛の構図や抗争のポイントを明らかにし、国際社会に伝えていくことを行います。
被害家族は経済的な自立を大きな目標とするため、支援期間の終了後は自らの生計で歩み出せる状態を作ります。
そこで、その第一歩を行うためのクラウドファンディングを実施します。具体的には被害家族支援の1年目の内容及びアドボカシーのための1年目の調査費用、レポート作成をメインに考えております。
今後、活動の詳細についても随時お伝えして参りますので、ぜひご共感やご興味をいただけましたら「プロジェクトの事前お気に入り登録」をお願いいたします。
チッタゴン丘陵地帯の内紛の解決、そしてその先の平和に向けて、活動を続けていきます。どうぞ応援をよろしくお願いいたします!