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チッタゴン丘陵地帯の思い出

こんばんは。ジュマ・ネットの稲川です。
たまにはラフな内容からチッタゴン丘陵地帯やバングラデシュを書いてみたいと思います。

私が初めてチッタゴン丘陵地帯を訪れたのは2017年。当時はベンガル語も分からず、見よう見まねでコミュニケーションを取るような形でした。
現地通信員で大学の先輩でもあった田中さんに紹介してもらい、村にも足を運びました。家を訪れると、ご飯を出してくれることが多いです。決して村自体余裕があるわけではないはずなですが、こうしてもてなそうとしてくれる姿が印象的でした。

滞在数日が経ったある日。名前も知らない木々や葉に囲まれた家で話をしていたとき、ザーッと雨が降ってきました。雨の音が私たちを包み込み、それをただ眺める。たまにまた話をして、ゆったりとした時間が流れる。うまく言い表せないですが、とっても心地よい時間だったことを思い出します。どこかじんわりと幸せを感じるようでした。

滞在中は時間も限られており、バタバタと移動や調査に追われがちですが、このような”豊かな”時間を過ごせた記憶がとっても残っています。

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